夜勤のある仕事は世の中にたくさんあり、夜勤に入る女性も増えています。収入面に期待できることで人気のある夜勤の仕事。一方、夜勤特有のデメリットもあるので、事前に把握しておき対策を立てることが大切です。夜勤時は昼夜逆転の生活になるので、睡眠時間をコントロールすることも欠かせません。生活リズムをできるだけ崩さないためのポイントも抑えておきましょう。夜勤の仕事に就く女性に送るお役立ち情報をまとめています。
夜間の人手を必要とする仕事は、昼夜を問わず機械が動いている工場や入院設備を持つ医療機関、高齢者が入居している介護施設などが該当します。企業にもよりますが、夜勤は夜勤手当の対象となり、収入面で期待が持てる働き方として人気です。ただし、生活リズムが崩れやすいのは夜勤特有のデメリットといえます。本来人間の体は、朝起きて夜に眠ることで体内時計が安定するようになっています。しかし、夜勤をしていると日中に睡眠を取ることもあり、生活リズムを一定に保ちづらくなります。
夜勤を長く続けるためには、健康管理にはより気を配る必要があります。生活リズムが乱れて睡眠時間が不足する生活が続くと、免疫が落ちて風邪を引きやすくなったり疲れがなかなか取れなくなったりします。夜勤明けはなるべく夜にしっかりと眠れるように、仕事から帰ったあとに日中に眠りすぎないようにするのも生活リズムを安定させる方法の一つです。
子どもを持つ女性が夜勤をする場合、夜間に子どもを見てくれるところを探す必要があります。一緒に暮らしている家族がいると問題ありませんが、その家族も夜勤をしていたり勤務時間が不規則なときは夜間の子どもの世話を任せるのが難しくなるでしょう。そのようなときに助かるのが、24時間保育です。
24時間保育は、夜勤の人材が必要な医療機関や介護施設などで導入されるケースが増えています。出産や育児に関わる年代は職場でも中堅的な立場であることが多く、24時間保育を導入した企業ではそうした貴重な人材を手放さずに済むようになります。ただし、保育所完備の企業でも子どもの預かりは日中だけということがあります。もしも子育て中に夜勤を検討する場合は、日中だけでなく夜間も預かってもらえるか確認が必要です。
夜勤は昼夜逆転する働き方なので、夜勤明けの過ごし方にも注意が必要です。夜勤明けの翌日は、多くの場合休みになっています。夜勤明けの日中に眠気が来てそのまま長時間ぐっすり眠ってしまうと、今度は夜間に目が覚めてそのまま翌日を迎えてしまいます。こうなると昼夜逆転のループです。夜勤明けの翌日がせっかく休みでも、夜間に眠れていなければまた日中に眠くなり休日が楽しめないまま終わってしまいます。
夜勤明けの日中は、仮眠を取るぐらいに留めておくことがポイントです。帰宅後3時間ほど仮眠を取り、日中のうちに目覚めるようにします。そうすることで夜に眠りやすくなり、翌日の休みを万全の状態で楽しめるようになります。仮眠を取ったあとにどんなに頭がすっきりしているように感じても、短時間睡眠だけなのでまたすぐに眠気が来ることもあります。遠出したり長時間運転したり、アクティブな過ごし方は避けることをおすすめします。
目が冴えて眠れそうにないときは、布団に入らないことも大切です。「布団に入る=眠れない」と、脳が覚えてしまうからです。布団ではスマホの操作や読書をして覚醒させないようにして、眠りやすい状態を整えるといいでしょう。
正規社員と非正規社員には平均賃金で1対0.7ほどの格差があります。その上、非正規社員は年齢に関わらず賃金が横ばいなのに対して、正規社員は経験や実績で賃金の増減があるため、非正規社員との賃金格差はより一層大きくなるのです。
女性が転職の際、求人先の企業との面接で、よく聞かれる質問があります。それは仕事のやる気に関する質問であったり、仕事に対する姿勢の質問であったりするのですが、どんな質問に対しても簡潔明瞭に答えることが好印象を生みます。ただ、簡潔明瞭に答えるためには予め、求人先企業について知っておくことと、自分の過去の仕事の棚卸しが必要となります。
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